2015.05.10
こんにちは、院長の齋藤です。
ゴールデンウィークは皆様いかがお過ごしだったでしょうか?
ご旅行、里帰り、ご自宅で休息など、素敵なGWになりましたか?
さて、本日はノミ・マダニの予防についてです。
ノミについて
ノミは犬や猫の被毛の中に潜み、吸血する寄生虫です。
吸血の際の刺激や、ノミに対するアレルギー反応で引き起こすことで痒みをもたらしストレスを与えます。
大量に寄生した場合子犬や子猫では貧血を起こすこともあります。
さらに、ノミは様々な寄生虫を媒介します。中には犬や猫だけでなく人にも感染するものもあります。
代表的な病気
マダニについて
マダニは草木の上に潜み、動物が近くを通る際に飛び移り、吸血と唾液の分泌をすることで様々な病気を媒介します。
マダニは動物のからだに飛び移ると、鋭いくちばしを皮膚に突き刺しさらに接着物質を流し込むことでがっちりと固定し吸血を行います。その際に体内から分泌物を流し込んで病原体を伝播させます。
しかし、吸血開始から48時間以内であれば、病気を媒介している可能性は低いので、駆除薬を投与し早い段階で除去することで対応できます。
もしマダニが着いていた場合に、体をブチッと引きちぎってしますくちばしが残ってしまう可能性があります。くちばしが残ってしまうと炎症を起こしてしまいますので、心配な場合はすぐに病院にご連絡ください。
マダニが媒介する病気にも様々あり、中には近年報道もあったSFTS(重症熱性血小板減少症候群)など人にも感染する病気もあります。
代表的な病気
これらの病気はノミ・ダニの予防をしっかりと行うことで予防することが出来ます。
5月に入り暖かくなってきましたので予防開始の時期になりました。
さいとう動物病院では
など、ご準備しておりますのでお問い合わせください。